傷の写真が出てくるので見たくない人は見ないでください。
2週間くらい前の話なんですが、派手に転んで両膝を強打しました。
歩けないほどではなかったので、骨は大丈夫のようだったんですが、左膝は内出血で赤紫、右膝は直径3㎝くらいに丸く組織が削れてしまって全然歩けなくて参りました。
特に右膝は出血はないものの、皮がきれいにそぎ落とされて組織丸出しなのでとてもひりひりしてじっとしていられないくらい。絆創膏を貼ってもお風呂に入る時に痛そうな感じ。
こういう時に効くのがモイストヒーリング療法なのでさっそくキズパワーパッドを貼りました。
キズパワーパッドはそもそも高いんですが、ジャンボサイズだと3枚入りで1000円くらいする。
病棟では褥瘡の処置などでモイストヒーリングはよくやっていましたが、私自身はこのタイプの絆創膏を利用するのは初めて。なのでとても楽しみです。傷の治りがきれいらしい。
傷の処置
処置は傷の洗浄とキズパワーパッド貼付です。
この日は膝を道路に直接打ち付けたわけではなく、ズボンで皮膚がこすりとられたようになっていました。
汚れはなかったので、念のためノンアルコールのウェットティッシュで軽く拭いてからキズパワーパッドを貼付。
貼ってから肌になじむまで手で温めてあげるとはがれにくくなります。
写真は数日してからの表面。浸出液をぐんぐん吸って膨らんでいます。
このあと、うつ伏せで寝てたら浸出液が漏れてシーツが大変なことになったので、みんなはマネしちゃだめだよ。
左ひざは傷にはなっていなかったのでひたすら冷湿布交換です。
大したことはないといっても歩くと痛いです。
キズパワーパッド貼り換え
5日くらいして、傷とその周囲がが徐々にかゆくなってきました。テープかぶれではなさそう。
ちなみにキズパワーパッドっていつ張り替えるんだろう～と、ふと調べたら2，3日でとりあえず様子見貼り換えしろと記載があったのでうわーとなりながら、貼り換えました。
感染なし。
たぶん痒かったのは治りかているからな気がします。治りかけの傷は痒い。
ずいぶん浸出液が少なくなりました。
外側からゆっくり皮膚が再生しているようで、ジュクジュク感がなくなっています。
石鹸の泡で軽く撫でた後、水分をよく拭きとってキズパワーパッドを貼付。
膝は立つと膝頭の肉と皮がよれるのでキズパワーパッドの形に内出血が固まってしまったようだ。
2週間後くらい
張り替えた後、全く浸出液による白いふくらみは見られず。
ただ、前回に貼る前はまだ表皮ができていなかったのでどうかな、と思い今日まで貼りっぱなしでした。
キズパワーパッドから透けて見える傷が何となく赤かったので夕方剥がしました。
表皮できてる！
薄皮ですが浸出液がなくなりしっかり皮膚になってました。すごい！
薄皮なのでちょっと心もとなさはありますが、表皮ができたらもう浸出液が出てくるわけではないのでモイストヒーリングは終了です。
ただ、かさかさしてちょっと痒いのでガーゼかなんか当てておく。
もう二度と転んで傷は作りたくはないんですが、モイストヒーリング療法、キズパワーパッド自体はとても快適だったので、傷の処置と治癒についてはかなりおすすめです。
剝がれにくい、水に強い(お風呂、シャワーに入りやすい)、貼り換えの時に固まった組織とか浸出液を無理やり剥がさないので痛くないのがとてもいいですね。
きちんと貼り付けると引っ掛かりがないのもいいです。ガーゼを膝に貼るとズボンとかが引っ掛かる時があるんですよね。
万が一転んだらリピートします(？)。
注意したいのは、傷が感染している時で、キズパワーパッドを貼りっぱなしだと中の様子がわからなくなるので、注意書き通り、2，3日に1回はきちんと傷の様子を確認した方がいいかな。
あと、面白かったのが、母親にキズパワーパッドを使っているという話をしたところ、消毒して絆創膏を貼らなくて大丈夫？という心配をしてました。
やっぱり、上の世代だと転んだら消毒＋絆創膏のイメージが強いんだなあ、など。
個人的には日常生活で受傷した傷なら、治ればなんでもいいとは思いますが(それこそ、感染があったら解放しておかなくちゃいけないとか)、お風呂に入る時の快適さが違うので傷が大きいときはモイストヒーリング推しだなと思いました。
にほんブログ村
コメント