サムネイルの画像は当時のパンフレットを撮影したものです。
フォロワーさんが美術館の折り本を作っていて、記憶を刺激されたので、日記をば。
私が美術館にアホほど通っていたのは多分、大学生のあたり。
飽きっぽく冷めやすいので、美術館に行くのがブームだったのかな?と思っています。
仕事をし始めてからは全く行ってないです。なんだか切ない。
(これは語弊があるかも。身体を壊してからですね。人混みで活動するのがかなり負担になってしまったので)
最近は、たまに科学博物館に行っています。記憶を掘り起こして、アートに触れたつもりになろうと思います。
高校生の私とミュージアム
知ったかぶりで、人より知識を持っているというのに優越感を憶える嫌な子供でした☺
漫画イラスト部にいたので、絵は結構好きだった方だと思います。
当然、「私、この前美術館で〇〇をみたよ」をするために、美術館に行っていました。
出身が北海道札幌市です。札幌には北海道近代美術館があります。
ここは大きな展示が結構やってきていて、ゴッホやピカソなんかも見た記憶があります。
この時は、絵の良し悪しは全く分からなかったのですが、ゴッホの絵は小さいとか、ピカソの絵はでかいとか、でかい点描でも遠くから見たら人の顔になるんだな…とかいう視点で絵を見ていました。
目の付け所は良かったと思います。
好きだったのは、風景がよりも人物画で、風景画は飛ばしてみることが多かったです。
近代美術館で思い出に残ってるのはレオナールフジタでしょうか。
白い裸婦の絵も気に入ってはいるのですが、小さな子供たちの絵やタイルなどが可愛かったんです。母が気に入ってたのも印象に残っています。
この展示の後は、「私、藤田嗣治好きだよ」とか言っていました。
この後、何度かレオナールフジタの展覧会には行くことになります。最近はみてないですが……。
当時の展覧会の様子をブログにまとめていらっしゃる方がいました。インターネットの歴史は古い。
美術館は、札幌中心部から少し離れるのですが(地下鉄の端っこ、熊がでる区)、芸術の森美術館というアートならなんでも(絵でも音楽でも)系の施設があり、そこにもたまに行っていました。
家からは1時間くらい。ちょっと遠い。
ここの展示で、記憶に残ってるのは男鹿和雄展です。
妖獣都市の背景を描いてあったのを展示してあったので、覚えています。ジブリっぽい緑じゃなくて、黒青の夜景を描いていて、おー!となりました。
こちらの展示もブログに残している方がいました。
大学生の私とミュージアム
北海道から離れて筑波大学(茨城県)に通っていました。当然、つくば市に居住を構えました。
(北海道からは宅通できなかったので)
北海道から比較するとグンと都内に近づき、いろんな美術館にアクセスしやすくなりました。
東京のおしゃれなアートに憧れて、つくば市内の美術館とかにはあまり行きませんでした。もっと行けばよかったです。(東京からつくばが遠いので)
つくばエクスプレスで秋葉原まで片道40分1150円! 秋葉原から上野が近かったので、よく行ったのは西洋美術館や科学博物館です。
大学がキャンパスメンバーズに加入もしていて、企画展割引もあったのでよく使いました。これはありがたかった。
ただ、やっぱりつくばから秋葉原までは遠くて高いので、企画展ばかり行ってしまって、常設展はあんまり見てません。(見ておけばよかったな本当に……)
この時代は比較的元気だったので、美術館3軒タイムアタックしていたりしました。もちろん、時間とお金の節約です。
西洋美術館(or科博)→BUNKAMURAor新美術館→森タワー が大体のルートで(閉館時間の都合)、盛り沢山ながら結構楽しかったです。
回るのは楽しかったのですが、いった企画展を全く覚えていません。多分バルテュスとか草間彌生とか行ったと思うんですが……。
このときも「森アーツセンターのLOVE展、メッセージ性があってよかったよ」とか言ってました。やってることが、高校生の時からかわらない☺
いろんな学部の友達が連れだしてくれて、国立科学博物館の企画展にも行きました。チョコレート展や鉱物展などのキャッチーな展示が多かったです。
社会人の私と美術館
最初は比較的元気で、大学生の時よりもお金がたくさんあったので、企画展にまあまあ行きました。
仕事で初めての夜勤が誕生日で、その明けに二泊三日で箱根に行ったのは覚えています。行った事しか覚えていないかも…。
シャガールとピカソの展示とか、ガラスの森美術館に行きました。多分エミールガレもあった。あった事しか覚えていない。薄情。
この時は横浜に住んでいたのですが、あまり神奈川県の美術館には行かなかったな……。
横浜美術館で開催された、NUDE展でロダンの接吻が来てまして、横浜の美術館で覚えているのはそれくらいです。
「接吻」は鳥肌が立つくらい神々しく、ため息しか出ませんでした。30分くらいその場にいましたが、もっと見ればよかった。
そのあと色々あって、仕事で身体を壊して、以後5年くらいミュージアムとは疎遠になってます。
最近の私と美術館
2023年、突如鬼滅の刃にはまり(連載終了したのに)、仙台まで原画展に行ったのが、再びミュージアムに目を向けたきっかけだった気がします。
加えて、なぜか十年間興味もなかったすみっコぐらしにはまりました。こちらもいろいろ展示があって、見に行きました。とんかつかわいい。
そんな、機会があって、最近は家人とここの展示行きたいね~というのが増え、たまにミュージアムに行っています。
美術館よりも博物館が多いかもしれません。古代メキシコ展とか。
最近よかったのは、大哺乳類展3。国立科学博物館の企画展ですが、本物の骨格標本や剥製があり見ごたえのある展示でした。ナンバリングされているのだから4もあるだろう。乞うご期待。
昨日は虫MANIAC展に行きました。こちらも科博。標本と映像でこちらも面白かったです。
ブランクはありつつも、行く習慣があるとそこまで足は重くならないんだなあ~というのを実感しています。
また、足が遠のく日もあるかとは思うのですが、やっぱり「○○よかったよ」をするために、ミュージアムには未来も行く気がします。
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