今年の4月から一次創作の作品をつらつら書いていまして、掌編です。
お話が集まって来たので、せっかくだからと興味のあった電子書籍のデータづくりに挑戦してみました。
12月の文化フリマに、完成版の書籍を頒布予定ですが、今回はインターネット上に上げた1000文字程度の短編を集めたものをそのままデータ流用しています。
小説老公サイトで無料公開しているもののデータ販売になるのですが、収益は出版代やイベント参加費用になるので、興味があれば何卒🙏
②の方が読みやすいかもしれません。
以下、電子書籍を作った個人的な覚え書きです。
PDF版
スマートフォン向けサイズ、タブレット向けサイズで2種類作りました。
スマートフォン向け:125*221㎜、文字サイズ15pp、一段組
タブレット向け:B5サイズ、文字サイズ15pp、二段組
今回、20作をまとめたため、目次を付けてみました。同人誌では作ったことがないので新鮮でした。
EPUB版
今回のメインです。
色々と調べたのですが(AozoraEpub3など)、表記がシンプルで使いやすそうなでんでんコンバータさんを利用することにしました。
作成については、以下の記事を参考させていただきました。
また、テキストファイル内のマークダウンについてはでんでんコンバーターさんの公式サイトを参照しています。
用意するもの
本文テキストファイル
表紙:必要あれば。いい感じのサイズにしてテキストファイルと同じフォルダ内に置き、名前をcoverにしておく。
(私が用意したサイズはなぜか1722*3045ピクセルになってました。不明)
原稿にいろいろと手を加える
マークダウンの意味はわかっておりませんが、今回はEPUB内で表示されるレイアウトを決めるものだと解釈して作業をしています。
扉ページ、目次は自動で作ることができるので作らなくて大丈夫です。
でんでんコンバーターさんでは、基本的に見たままEPUBに出力されるようなので、改行や字下げは貼り付けそのままにしました。
でんでんマークダウンの記法でも段落や字下げを設定できるようです。
使った書式
- 見出し:半角のシャープ「#」を使って指定。「#」の数によって6段階のレベルで設定が可能。
見出しから目次を生成するので、目次を作る場合は、見出しを設定してください。
- ブロック分け:半角のイコール記号「=」が3つ以上の行があると、その前後でHTMLファイルを分割。ファイルを分割した箇所は改ページされます。
ブロック分けについて何もわからなかったのですが、改ページしたかったので使用。
他、ルビやページ番号の追加などができるので、お好みでカスタマイズしてください。
でんでんコンバーターの使い方
- テキストファイル、coverファイルをアップロード。
- タイトルと作成者の入力
- 扉、目次を作成する場合は項目にチェック
- ページ送り方向を設定
- 変換ボタンを押して作成!
その他の設定はいじってません。
作成したデータをEPUBの表示できるアプリで確認して完成です。
私はKindleのPC版、スマホ版、BOOKアプリで確認しました。
公開
EPUBなので、Kindleで出版したりできるようです。12月の書籍版のデータはKindleでも販売してみようかなと思います。
クロスフォリオではEPUBが販売できないので、私はPDFにEPUBのDLURLを載せました。
失敗したこと
大した事じじゃないですが、奥付けの日程を間違えました。
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